■互換インクとは?
プリンタメーカー以外の会社で製造されたインクカートリッジです。
「純正インク」と互換性があり、差し替えて使用できます。
「純正インク」と「互換インク」を混在して使用しても問題ありません。
■リサイクルインクとの違いは?
「リサイクルインク」は使用済みのカートリッジにインクを詰め替えたものですが、この「互換インク」はカートリッジから新たに製造した「新品」です。
■安さの秘密は?
低価格維持のため、化粧箱には入っていません。よけいな装飾や流通コストを省略しているため、非常に安価です。
■印刷画質は?
「純正インク」とまったく同じではありません。プロ用途には不向きかもしれませんが、一般的な文書やデジカメ写真の印刷では、「純正インク」と比べても遜色ない印刷結果が得られます。

■安すぎて品質が心配?
ISO9001及びISO14001認証取得工場にて、しっかりとした品質管理の下、製造されています。
互換インクの価格は、純正インクより約40%〜70%安く設定されています。これは純正インクに比べて互換インクの質が悪いというわけではありません。純正インクの値段が高すぎるのです!
では、なぜ純正インクの値段が高いのでしょうか?これには、ちゃんとした理由があります。プリンタメーカーはプリンタの価格競争のため、プリンタ本体を格安で販売しています。はっきり言って、プリンタ本体を売って利益を得ようとは考えていません。
プリンタ本体を格安で売って、高額な純正インクを売ることによって、プリンタ本体の値段を回収しています。
この作戦は、携帯電話会社が行っているやり方に似ています。携帯電話本体を0円とか1円で売って、高額な通話料で携帯電話本体の値段を回収しています。
つまり、純正インク代金にはプリンタ本体の代金が上乗せされているということです。結論としては、本当は互換インクの値段が正当な値段であって、純正インクの値段の方が高すぎるということです。(※純正インクを否定しているわけではありません。純正インクの良いところもたくさんあります。)
一番インク代を安くしたいなら、詰め替えインクが良いのかもしれません。しかし、その分、手間もかかります。まず、使い終わった純正インクのカートリッジにドリルで穴をあけ、そこに詰め替えインクをスポイドで注入して、最後にシールをはって穴を塞ぎます。これ、かなりの作業量です。しかも、慣れるまでの数回は、必ずインクが手に付きます。インクは、手に付くと洗っても、なかなかとれません。コスト面で考えても、1回あたり約150〜200円はかかります。互換インクは、189円〜という激安価格なので、詰め替えインクと大差ありません。しかも、互換インクはカートリッジから新たに製造した新品です。(リサイクルインクとは違います。)そう考えると、詰め替えインクを使用するメリットは、ほとんど無いということになります。